Training System 〜 教育システム 〜

リンケージは「コンピュータをベースとしたシステム開発において、システム開発作業をトータル的に対応可能な技術者集団を目指す」を基本方針としております。これは、社会に価値を認められる技能を保有することは勿論のこと、個々の自己実現や共有目的のために、自らが主導的に考え、行動できる者、つまり、自律できる技術者の集団を目指すと云うことです。
リンケージはこのような技術者集団の実現に向け、組織としても「教育」を掲げ、シニア・エンジニアを核としたリーダークラスによる「技術者教育」を推進しています。

【新入社員教育】

 技術者としても、社会人としても第一歩を踏み出すこととなる新入社員に対しては、社会人としての一般常識や業務にて必要となる技術の基礎(言語教育など)を約3ヶ月間、担当リーダーの指導の基に実施します。約3ヶ月間の教育を終了すると実際に業務に就いて頂くこととなりますが、約10ヶ月間はOJT(On the Job Training)として定めたトレーナーの基、マン・ツー・マンでの指導を行い、技術者(又は社会人)としての基礎を最初の一年で身につけて頂きます。

【査定内容のオープン化】

 2年目以降は、プロの技術者としての自覚を持って業務を遂行して頂きますが、毎年1月から3月までの3ヶ月間を掛けて職務能力の査定を実施します。査定は、自己査定・上長査定(複数名)に基づき役員会にて決定します。職務能力の査定内容はオープンにしており、決定後、面談にて査定結果の詳細を通知します。これにより、自らの至らない所、今後どう成長すべきかを明確に把握することができ、目的意識を持って自己のスキルアップを図ることができます。(詳しくは査定システムをご覧ください)

【中堅社員教育】

 中堅社員教育においては「自律」をテーマとして、システム開発作業における設計手法(要求定義、外部設計、内部設計等)、問題解決手法や管理技法などの勉強会の実施や文献提供を行うと共に、シニア・エンジニアによる直接指導を行っています。また、リーダーが中心となり、「新規技術の導入」、「社内運用の改善」など、リンケージ全体のスキルアップを推進しています。

 上記教育の継続性を図るためには、教育制度自体を業務として一般化させることが必要となります。また、教育に対して受動的立場(受講側)だけでなく、能動的立場(教える側)も経験させ、両面での学習効果を図ることも重要です。そのため、特定の者を教育担当として教育を実施するのではなく、社員( member )の殆どが参加する教育制度を目指し、半学半教(先に学んだものが次のものを教える) 方式により教育を実施することが、リンケージの教育システムの基本と考えています。


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